市政と市議会
私たちの住む「大阪狭山市」を住みよいまちにするためには、市民全員でよく考え、よく話し合ってものごとを決め、それを実行するのが最も望ましいことであり、これが民主主義のたてまえです。
しかし、現実に市民が全員参加して協議することはできませんので、市民の中から代表者を選び、その代表者に市政の運営を委ねています。その代表者が「市長」であり「議員」です。
「市長」は市政を実際に行い、「議員」は「市議会」を構成し、市の方針や施策についてきめ細かい審議をし、どう処理するかを決定します。
このような働きから、「市長」を執行機関、「市議会」を議決機関と呼び、互いにけん制し協力し合い、対等な関係を築きながら、市民のためにより良い「大阪狭山市」の実現を目指しています。
1.議員
市議会は、住民の直接選挙によって選ばれた議員によって構成されています。
地方自治法では、市町村の議会の議員の定数は、条例で定めることとなっており、大阪狭山市議会はその数を15人と定めています。
なお、議員の任期は4年で、現在の議員の任期が満了する日は、令和5年4月30日です。
2.議長・副議長
議長・副議長は、議会において議員の中から選挙により選ばれます。
議長は、議会を代表するとともに、議場の秩序を保持し、議事の整理や議会の事務を統括する権限があります。
副議長は、議長が病気などの事故があるときや、死亡・退職などにより欠けたときに、その代わりを務めます。
3.会派
議会の意志は、多数決により決定されることから、所属政党や同じ意見や考え方を持った議員同士がそれぞれグループをつくり、自分たちの意見を市政に反映させるべく活動しています。
このグループを「会派」といいます。